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Not doing but being

在宅緩和ケアの普及を目指して

DNRの患者さんではないのですか?

DNRは「do not resuscitate」の略で、主に患者さんの 予後が不良である時、急変が起こっても御本人もしくは 家族の同意で心肺蘇生を行わない事を指します。例えば がんの末期の患者さんが心肺停止となった時、救命処置 で再び心拍が再開しても、遠くない将来…

終わらない抗がん剤治療

訪問診療・緩和ケア医として出会う患者さんの中には、病状が 進行し、およそ適切ではないと考えられる時期でも抗がん剤 治療が続いている事があります。しかも、これはめずらしい事 ではありません。当初は効果が期待されたであろう抗がん剤も 患者さんの状…

『末期がんは手をつくしてはいけない』

この本は前のブログでも紹介させて頂きましたが、ホスピス に勤務されていた金重 哲三先生の著書です。絶版となって いましたが、今回Amazonのkindle(電子書籍)でこの本が 販売されているのを発見しました。私は過去に金重先生から 書籍をPDFで頂いたので…

余命告知が患者さんに与える影響

本日は「余命告知」について。今日のお話は、2015年11月 に『Journal of Clinical Oncology』という雑誌に載った 以下の論文に沿ってお話をさせて頂きます。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4737862/この文献は非常に有難いことに右上のPDFを…

「セデーションの是非」論争に思う

一昨日、昨日とセデーション(鎮静)についての話をさせて 頂きました。その中でさらっと触れた、『深い持続的な鎮静 (CDS)の是非』について、本日は少し掘り下げてみたいと 思います。まずは平成28年1月に放送された、クローズアップ現代の記事 をご覧く…

セデーション率0.05%の病院

セデーション(鎮静)の話題をもう少し続けさせて頂きます。 セデーションって何でしょう?という方は、昨日の記事で 説明しましたのでご参照下さい。さて、本題に移ります。 半年程前にMedical Tribuneで、東札幌病院における深く 継続的な鎮静(CDS)の施…

在宅でのセデーション事情

今日は訪問診療におけるセデーション(鎮静)について私の 経験から話をさせて頂こうと思います。まず、セデーション を御存知ない方のために説明させて頂くと、患者さんの苦痛緩和を目的として意識を低下させる薬剤を 投与すること。または苦痛緩和のために…

お一人様の在宅死(2)

昨日の続きです。具体的に在宅死にはどのような考えが必要か まとめてみたいと思います。1.出来る限りの準備をすること まず、我が国で「良い死」が偶然やって来ることはとても 少ないとお考え下さい。出来れば元気で余裕がある時に、 最低限以下を読み、特…

お一人様の在宅死(1)

まず、お一人様と一言に言っても、未婚、パートナーと離婚か 死別、子供や兄弟、姪や甥といった肉親がいる場合等色々で、 全くの天涯孤独では少し話が違って来ますがいずれにしても 結論から言えば在宅死は可能です。ただ、全員いかなる場合もか、と言うとそ…

はじめに

こんにちは、こたろうと申します。『not doing but being』。かつて私は同じタイトルの ブログを書いていた事があります。数年前のもので、 お恥ずかしいことにブログにログイン出来なくなって しまいました…。ブログ再開に当たり別のタイトルでも 良かった…